就活で迷うとき
周りが次々と内定を得ていく中で、自分だけが取り残されている気がする。やりたいことが分からないまま、エントリーシートの締め切りだけが近づいてくる。就活の迷いは、社会に出る最初の選択を「正解」にしなければという重圧から生まれます。このページでは、就活の迷いを整理する視点と、その視点を映すタロットカードを紹介します。
迷いの正体
就活の迷いの多くは、「やりたいことが分からない」という不安と、「失敗できない」という思い込みから生まれます。最初の会社で人生が決まるような気がして、選択を必要以上に重く感じてしまうのです。また、友人の内定や親の期待、企業の知名度など、他人の物差しが入り込みやすいのも就活の特徴です。選考に落ちるたびに自分が否定されたように感じ、自信を失うこともあります。まずは、周りの声と自分の本音を分けて、何に迷っているのかを書き出してみましょう。
整理の視点
整理のために役立つのは、「やりたいこと」より「大切にしたいこと」から考えることです。仕事内容がまだ想像できなくても、人と関わりたい、手に職をつけたい、安定した環境で働きたいなど、譲れない条件は見つけられます。複数の内定で迷う場合は、条件を書き出して優先順位をつけると、感情だけに流されにくくなります。また、最初の選択がすべてを決めるわけではないと知っておくことも大切です。働きながら見えてくる適性もあり、キャリアは何度でも組み立て直すことができます。
カードの読み方
就活の迷いでは、「展望」「始まり」「積み重ね」「踏ん張り」「前進」を表すカードが手がかりになります。ワンドの3は、高台から海の向こうを見渡し、これからの可能性を待つ姿を描きます。魔術師は、手元にある道具を使って行動を始める力を、ペンタクルの8は一つずつ技術を磨いていく姿勢を示します。ワンドの7は、不利な状況でも自分の立場を守る粘り強さを、戦車は迷いを抱えたまま意志をもって進む力を表します。今の自分が、準備・挑戦・決断のどの段階にいるのかを確かめてみてください。
自分への問いかけ
次の問いに答えてみてください。周りの評価を気にしなくてよいとしたら、どんな会社を選びたいか。働くうえで、これだけは譲れないという条件は何か。これまでの経験で、時間を忘れて取り組めたことは何か。選考に落ちた経験から、学べたことはあるか。三年後、どんな力を身につけた自分でいたいか。今の迷いは、情報が足りないからか、決める勇気が足りないからか。答えが少しずつ言葉になるほど、自分に合う選び方が見えてきます。




